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年間の行事・節目のご法事について

  1. お寺とのかかわり

  2. 報恩講参り

  3. 祥月命日・月命日

  4. お盆参り/8月

  5. 入仏法要・遷仏法要・退仏法要

  6. 結婚式

  7. ​初参式

お寺とのかかわり

「お寺と関わるのは、お葬式とご法事のときだけ」という方もおられるかもしれません。お葬式とご法事をきちんとお勤めされることはとても尊いことです。しかし、それはお寺との関わりのほんの一部に過ぎません。

 

というわけで今回は、お葬式やご法事以外のお参りについてご紹介いたします。

 

これまでお葬式やご法事でしかお寺との接点がなかった方でも、もしも

 

もうちょっと仏教のことを知りたい

仏教のある生活ってどんなもの?

自分の人生を仏教の視点から考えてみたい

ただお経を読むのが好き

 

…なんてことが頭によぎったなら、ぜひ一度お参りくださいませ。

報恩講参り

浄土真宗において、最も重要で大きな法要が御正忌報恩講(ごしょうきほうおんこう)

 

本山である京都の本願寺(西本願寺)では、宗祖・親鸞聖人の祥月命日である1月16日までの8日間、御正忌報恩講が勤まります。全国から浄土真宗門徒が参集し、法要に参加します。

 

また、報恩講は、本山ばかりではなく、各お寺やご家庭でもお勤めいたします。お寺では御法座が開かれますし、住職が各ご家庭にそれぞれ訪問して、お勤めをいたします。

 

覚永寺では、

  • 1月の御正忌法要

  • 11月の報恩講(お待ち受け法要)

  • 各家庭の報恩講参り

 

…をそれぞれ行っております。ご家庭への報恩講のお参りの時期については、地区ごとに決まっている場合をのぞけば、特に特定の時期はありません。ご都合の良いタイミングでご依頼いただければと思います。

祥月命日・月命日

祥月命日(しょうつきめいにち)とは、一般的なご命日のことです。年忌法要は、三回忌や七回忌、十三回忌とある程度の年数を置いてお勤めいたしますが、本来は1年に1度ご命日にお勤めするのが好ましいものです。年忌法要のように大掛かりにやる必要はありませんので、ご家族のみで静かにお勤めいただくのも良いかと思います。

 

月命日は、毎月の亡くなられた日にちを指します。1月16日に亡くなられた方の月命日は、毎月16日です。この月命日を目安にして、毎月お寺の本堂やお墓にお参りされる方もいらっしゃいます。

お盆参り / 8月

覚永寺では例年8月13日から、15日までを目安として、各ご家庭に初盆(亡くなられてから最初のお盆)のお参りをいたします。

 

初盆がないご家庭の方については、希望される場合のみ8月上旬を目安としてお参りしております。ご希望の方は当山までご連絡をお願いいたします。お盆参りの日程についても、事前にお寺にご相談くださいませ。また、お参り当日までにお仏壇用のお花やお菓子、果物などをご準備いただくと丁寧かと思います。

入仏法要・遷仏法要・退仏法要

  • お家に新しいお仏壇をお迎えするとき(入仏/にゅうぶつ)

  • 引っ越した先のお家にお仏壇を移すとき(遷仏/せんぶつ)

  • お仏壇を買い替えたり、完全に手放してしまう場合(退仏/たいぶつ)

 

このような場合には、それぞれ住職がお参りしてお勤めをいたします。

(※遷仏法要の場合のみ、旧居を出る際と新居に入る際の2回、お勤めするのが通例です)

 

お仏壇は、その中央にお仏像やお名号(南無阿弥陀仏の六字のこと)がご安置されています。それは仏さまそのものを扱うように、大切にしていただくべきものです。長いお勤めではございませんので、お仏壇をお迎えしたり移動する際にはぜひご相談ください。

 

また、最近ではマンションなどの非和風建築のお家にも馴染むような、すっきりとしたスタイルのお仏壇も作られていますので、ご参考になさってください。

 

参考)https://www.a4butsudan.com/collaboration/

結婚式(仏前結婚式)

お寺でも結婚式ができます。2人の人間が尊いご縁によって結ばれ、互いに寄り添い、お念仏薫る日々を歩んでいくことを仏前にて奉告する、仏前結婚式です。周囲のお育てに感謝し、いかなるときも阿弥陀さまのお救いの中であるということを改めて確認する行事となります。

 

ご本山や築地本願寺、大谷本廟などでも仏前結婚式はできます。もちろん覚永寺でも行うことができますので、ご相談くださいませ。築地本願寺では近年同性パートナーの挙式も行われておりますが、当山におきましても、仏前結婚式をしたいとお考えのあらゆるお2人を歓迎いたします

初参式

新しいいのちを恵まれた喜びを縁として、阿弥陀さまの前に集い、手を合わせる儀式です。似たような儀式で、神社にお参りする「お宮参り」がありますが、お寺の場合は「初参式」です。

 

子どもたちがこれから生きていく世の中は、決して喜びばかりの世界ではなく、さまざま困難は避け難いものです。しかし、だからこそ阿弥陀さまという「ともに喜び、ともに悲しんでくださる仏さま」の前で、その子の誕生を寿ぐのです。「うれしいときも、かなしいときも、あなたは一人ぼっちではない」ということをその子に伝えるための、人生最初の仏事です

 

初参式は個別にしていただいても良いですし、1年に1度の合同初参式にご参加いただくかたちでも良いと思います。まずは、ご相談くださいませ。

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